会長挨拶

会長就任挨拶

宇都宮啓史

 

 平成 26 年度より会長を仰せつかました宇都宮 啓史と申します 。長崎前会長、飯島副会長より、水煙会活動への参加ご要請をいただき、 同期会(入学同期会(入学同期 会(入学同期 S45 S45)の新年会にお いてクラスの仲間と相談し、小川 和敏 様、立石幹雄 様、田中貴子 様の 4名で常任幹事を お引 き受けすることいたしました。そして仲間から背中を押され、私が会 長に小川様が副会長に就任することなりました。 微力ですが、 水煙会の発展に努力する所存でありますので、 ご指導 ご支援を 宜しく お願い いたします 。

 私も、 会費を継続して納入し、水煙名簿、会報を受け取るのを楽みにしてきましたが、水煙会の活動へ参加は、総会・懇親学年幹事として参加しかありませんでた。  一方 、 仕事に おいては、母校の先生方(水煙会会員の先生も含め。)にいろいろな場面でお世話になるとともに、水煙会員の先輩、後輩には温かく情報交換に対応していただき、大変感謝しておりまた。このことも、会長をお引き受けした大きな理由となっております。そして現在も、石井一夫名誉教授・水煙会の大先輩を会長とする協会に勤務しております。

 

 さて、長崎前会長をはじめとする先輩役員の皆様ご努力により、 水煙会ホームペジの創設、 水煙会主催のイベントの拡大等、事業内容は 大変 充実してきおり ます。私もこの方向で一層の努力をしていかなければならないと 考えておりますが、更に水煙会事務局として、会員の皆様の交流・親睦活動、また様々な 活動を支援する基盤を整備しければならないと考えております。

そこで、 以下に 、現在考えている内容をご紹介いたします。

 

1.水煙会名簿の編集を卒業年次から入学に変更 いたします 。

 同窓会とは、ついつい 「卒業 」をベースに考え てしまいすが 、会員の皆様の交流 ・親睦 の基礎は入学同期の同期会であると 考えています。これは、卒業生でも在校でも同じだと思います。そこで、 同窓とは「同じ学校 また は同じ先生に学んだこと 。」であり、卒業に拘ることはなく、 水煙会名簿 がより有効に活用されるよう、 入学年次で編集すること し、次回の発行から実施 することを考えておりま。

 これにより 、名簿作成において、各期の同期会と円滑に連携できるようなり、協力 して 更新 することにより、水煙会事務局で同期名簿の作成も可能になります。全体名簿 が発行 されない年度につては、水煙会事務局から更新された最新の同期会名簿を、会報の発送に 同封し、各期ごとに配布すること を考え ております 。

 また、入学年次を「期」とするこになりますので卒業生在校生の垣根がなくなります。現在、在校生は入会金・会費を納していただきながら準会員となっていますが、こ れを機会に、会則を改正し正会員とし、水煙名簿に掲載 するともに、一層の交流、在校生に期待される水煙会活動を実現したいと思います 。

 そして、 水煙会の運営として、幹事会(卒業生及び在校生の各期の幹事)を重視するとともに 、幹事間の交流に努力したいと考えております。

 

2.メールによる水煙会短信 を開始したいと考えております。

 会員の皆様にメールアドレスをご登録いただき母校のイベント等の情報を迅速にご通知したいと考えております。現在は総会・懇親会の通知は郵送で、セミナー等の イベント情報はすべて水煙会ホームページに掲載し、また、できる限り常任幹事、幹事(ク ラスの幹事)にご連絡しておりますが、ホームページはタイムリーに見ることはなく、幹事 による各会員への情報伝達は幹事に負担が掛かかることとなります。 メールアドレスを積極的に登録いただき、水煙会事務局より各会員に直接かつ迅速にイベ ント概要等をご連絡し、詳細な内容はホームページをご覧いただくようなシステムを構築で きればと考えております。

 

3.会員名簿のデータ及びソート機能を充実したいと考えております。

 会員の皆様の交流・親睦、連携した活動を支えるための基盤は、やはり会員名簿であると 考えております。もちろん個人情報の保護を重視し、公開の仕方に十分配慮することを前提 として、水煙会名簿のデータ及びソート機能を以下のとおり充実したいと考えております。

  • 会員毎にコード番号を付させていただき、会報等の郵送物における各期別の郵送、会費の 納入、大学院名簿の作成等における効率性、利便性を高めます。その際、上記1のとおり、 名簿は入学年次で編集いたしますので、コードの頭は入学期とし、学科の設立(横浜高等工 業学校)からのトータルの年次としたいと考えております。もうすぐ、100期となります。
  • メールアドレス(上記2のとおり)、留守宅(特に若い期の会員に必要と思われます。)、 所属研究室(研究室同窓会との連携)、元の勤務先(職場の同窓会活動との連携)、名簿デー タの修正日等の各種のデータを付加したいと考えております。
  • 会員の皆様の様々なスタンスにおける活動を会員の連携により支援できるよう、出身高等 学校の都道府県(ふるさとにおける活動)、住所地の都道府県(地域における活動)、所属研 究室(専門分野における活動)等により、会員名簿をソートできるシステムを構築すること を考えております。
  • 個人情報の保護を重視し、事務局においてデータは所有いたしますが、その公開について は、項目毎にご要望をお伺いするようにいたします。水煙会の全体名簿の記載内容は概ね従 来通りといたしますが、入学年次の同期会毎に作成し配布する名簿には、メールアドレスを 記載したいと考えております。

4.水煙会会報については、一層の充実を図りたいと考えております。

会員の皆様の交流・親睦の手段の原点は、やはり印刷物で受け取る水煙会会報であると考えております。そこで現在も編集に努力しているところですが、さらに、できるだけ多くの会員からの投稿を中心とする内容に充実したいと考えております。

 

5.水煙会の目的として、地域社会の持続ある発展に寄与することを目的に加えたいと考え ております。

 現在の水煙会の目的は、会則において「会員相互の連絡と親睦をはかるとともに、会員の 互助と後進の育成に資し、あわせて母校ならびに同窓会の発展に寄与する。」としておりま すが、会員の皆様の活動は、空間創造等のプロフェッショナルとして、会員間の交流、連携 により幅広い活動が期待されるものであり、水煙会のひとつの目的として、地域社会の持続 ある発展に寄与することを加えさせていただきたいと考えております。 くしくもこの度、母校において、在学生、教職員、卒業生、在学生の保護者等を会員(卒 業生に会費の負担はありません。)とする、全校をあげての校友会が発足いたしました。こ の会の目的も、母校の発展に寄与するとともに、社会の発展に貢献することとしております。

 

 以上のとおり、水煙会活動は誠に未熟者ですが、会員の皆様の交流・親睦、幅広い分野で の活動を支援する基盤づくり等について、いろいろと考えてめぐらせております。 しかし、現在の事務局体制は、名簿、会報の編集はじめ幅広い業務を、母校に奉職されて いる会員の先生方にご負担いただいている状況にあります。このような状況を少しでも改善 しつつ、基盤づくり等に努力してまいりますが、その実現には、やはり時間がかかることも お許しいただきたいと思います。

 そこで、会員の皆様には、ぜひ、会員の活動の支援のための水煙会事務局の活動(事業グ ループの活動等)にご参加いただける機会を持っていただくことに期待しております。

 また、現在の事業を会員の皆様の期待に応えるよう的確に実施するとともに、さらに基盤 づくり等を着実に推進するためには、やはり人件費を含めそれなりの経費が掛かります。残 念ですが現在の財政状況には厳しいものがあります。納入いただける会費は、事務局サービ スの享受の対価という面は承知しておりますが、将来の果実に対する投資であるというご理 解もいただき、ぜひ、会費等の納入をお願いしたいと考えております。

 水煙会の発展のため、会員の皆様のご指導ご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。


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